福島がもっと好きになる 痛快コメディ時代劇 (2)
・・ 前ページ、映画「超高速! 参覲交代」の続きです。
行列が江戸城に向かう途中、刺客に襲われている殿、抜け忍の段蔵と咲の三人に
間に大バトルが繰り広げられます。
たどり着いた殿の一行でしたが、刻限が刻一刻と迫っていました。
間に合うのでしょうか。
Q4: 一番若い家臣の弓の名手が空に放った矢。
この矢が殿の最後の窮地を救います。どうやってでしょうか?
これから映画を見る方は、これ以降は読まないでください(^^)
さて、上記の質問の答えです。
Q1: 人数を多く見せるため、町はずれで、先頭の人間から順に裏道を戻り
行列の後尾に並びなおします。ピストン行列とでもいうのでしょうか。
Q2: 現地調達の人員に逃げられ、行列は不可能に。お家取りつぶしの危機に
訳をきいた本家の殿さまの計らいで、その行列をそのまま流用したのです。
4年前の飢きんのとき、米を送られて助けてもらった本家の恩返しでした。
「殿、わたしは何と浅はかな・」家老は殿を諌めたことを悔いて泣きました。
65万石の大藩となると人数も半端なく多いので (加賀100 万石は4千人)
行列が通りすぎる数時間、身動きがとれなってしまいます。
1秒とて無駄にできない彼らは、「産婆と飛脚は通り抜けてよい」
という特権を利用したのです。ちょっと怪しい飛脚ですよね(^^)
Q4: 一行が江戸城に到着したのは、刻限を知らす鐘が鳴り終わった直後でした。
「遅過ぎたな。刻限は過ぎた。」と悪老中が言い放った直後に鐘が「ゴ~ン!」
江戸城の外から殿の家来が放った矢が鐘を鳴らしたのです。
1本の矢が殿と藩の窮地を救いました。
殿の弁明で悪老中の悪巧みが暴かれ、殿の一行はふたたび無事に帰郷となるのですが・・
ここでまた笑えます。これは見た人だけのお楽しみということに(^^)
さて、殺陣が素晴らしいです。
料理方の家臣 (六角精児)の槍使いが美しくて、まるでバレエダンサー!
殿のペット、猿の菊千代も殿にならって大活躍。
まさかの真剣白羽取りで殿の家来を護りました。
映画には、たびたび大根が登場します。
福島の大根の漬け物は本当においしいです。
特産品の大根のシソ巻は絶品。
おかずとしても、お酒のおつまみとしても超お奨めです(^^)
ご覧いただきありがとうございました(^^)