元気が欲しいときにみる映画
アメリカン・コメディの秀作
「ザ・ペーパー」
疲れているとき、落ち込んでいるとき、気力がないとき、もう何回見ただろうか。
このペーパーは新聞のことです。舞台はニューヨークの二流新聞社。副編集長のヘンリー (マイケル・キートン) をめぐる新聞社の1日がコメディタッチで描かれています。
このペーパーは新聞のことです。舞台はニューヨークの二流新聞社。副編集長のヘンリー (マイケル・キートン) をめぐる新聞社の1日がコメディタッチで描かれています。
この日はヘンリーが移籍するべきかどうか悩んでいる一流紙の面接の日。いつもながら、職場ではスタッフから続出する不満への対応でヘンリーはおおわらわ。
そんなときに殺人事件が起き、2人の少年が逮捕されました。ヘンリーは冤罪を疑い、翌朝の一面を冤罪スクープにするために奔走します。そりが合わない女上司 (グレン・クローズ) は裏が取れない冤罪記事に猛反対で二人は対立。
一流紙の面接中、スクープ記事で頭がいっぱいのヘンリーは上の空。そこで気になる記事を盗み見します。ヘンリーが追う事件と関係があるのだろうか・・
ヘンリーの妻は身重で記者を休業中。欲求不満気味で、電話をかけてくるわ、編集部にやって来るわで、ヘンリーはてんてこ舞い。が、休職中とはいえ彼女もプロの記者。ヘンリーが盗み見た記事の話を聞き、おもわぬ活躍でヘンリーを後押しします。
盛りだくさんの一日。振り回されながらもひょうひょうとしたヘンリーの様が可笑しくて元気をもらえます。彼のブン屋魂には重苦しさがなく、かといって軽い話にもならない、絶妙に バランスが取れた傑作コメディ。
笑って元気になって下さい(^^)