ORIHIME’s diary

利用していたブログサービスが閉鎖となり、旧記事とともに引っ越してきました。テーマは「好奇心、感動、そして感謝」です。

侍ジャパンの勝利を欧米のメディアはどう伝えた?

 

USA TODAY

   

ET March 21, 2023   大衆紙として全米一の発行部数を誇る全国紙

MIAMI — It was the magical matchup everyone in the baseball world wanted to see, a Hollywood script that defied belief.  And the legend of Ohtani just added another chapter.

マイアミ発:  それは野球界や野球ファンの誰もが見たかった、まるでハリウッド映画の筋書きのような魅力的な組み合わせだった。かくして、大谷の伝説にもう一章が加わった。

 

ET March 22, 2023  全米最大の発行部数を誇る経済紙

The World Baseball Classic Gets Its Fantasy Finale: Ohtani vs. Trout// The most memorable event of the 2023 baseball season took place on Tuesday night. Japan's Shohei Ohtani struck out Team USA' Mike Trout in a showdown between Los Angeles Angels teammates, with Japan winning the title as a result.

ワールド・ベースボール・クラシックは、"大谷vs.トラウト"という現実とは思えない魅惑的なフィナーレを迎えた。2023年の野球シーズンで最も記憶に残るイベントが火曜日の夜に開催された。日本の大谷翔平アメリカチームのマイク・トラウトと対戦。ロサンゼルス・エンジェルスのチームメイト同士の対決は、大谷がトラウトを三振に斬って取り、日本がタイトルを勝ち取った。



ET March 21, 2023 全米3位の発行部数を誇る日刊紙。

Shohei Ohtani's ability to dominate as a hitter and a pitcher delivered as a championship for Japan while establishing the WBC as a must-watch tournament.

大谷翔平の打者としても投手としても卓越した能力は、日本に優勝をもたらしたと同時に、WBCを必見の価値あるトーナメントに押し上げた。

 

ET March 21, 2023  ワシントンD.C.で発行しているが全国に読者がいる。ニューヨーク・タイムズに次ぎ多くのピューリッツアー賞を受賞(69回)している。

Shohei Ohtani did not jog in from the bullpen as most relievers do. A pant leg was muddied.  Mike Trout did not hurry to the on-deck circle.  He, too, took his time.  He, like all 36,098 in LoanDepot Park - like any baseball fan who ever dreamed up impossible matchups - had plenty of time to contemplate this moment: Ohtani vs. Trout, Americans down one run, with two outs in the ninth inning of the World Baseball Classic final.

With epic ending, Shohei Ohtani's Japan reclaims World Baseball Classic crown.

リリーフ投手は通常ブルペンから駆け足で登場するが(ウオームアップのため)、大谷翔平は走らなかった。ズボンの片足は泥まみれだった。マイク・トラウトは、ネクスト・バッターズ・サークル(次のバッターが控えて立つ場所)へ急がなかった。彼もまたゆっくりとマイペースで時間をかけていたので、ローンデポ・パークの全観客36,098人と、このあり得ない組み合わせを夢想だにしなかった野球ファンの誰もがそうであったように、この瞬間のために思いを巡らせる時間がたっぷりあった。大谷vs.トラウト: ワールド・ベースボール・クラシック勝戦の9回、1点差を追いかけるアメリカはツアーアウトだった。

驚きの最高のエンディングで大谷翔平日本はWBCの王座を奪還した。

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March 21, 2023 PT  アメリカ西部で最多、全米でニューヨーク・タイムズに次ぎ第4位の発行部数を誇る日刊紙

 "That's what everyone wanted to see."  How Shohei Ohtani fanned Mike Trout to win WBC.

大谷翔平マイク・トラウトをどんなふうに三振に討ち取ってWBCで優勝したのか、「これぞ誰もが見たかったものだ!」

(写真) The U.S. team congratulates Kyle Schwarber after he homered during the eighth inning. But the Americans' rally attempt fell short. 8回、ホームランを打ったカイル・シュラーバー選手を祝福するアメリカチーム。 しかしながらアメリカの反撃は及ばなかった。

Pitcher Shohei Otani, at top middle, celebrates after Japan beat the United States 3-2 in the World Baseball Classic title game. 日本がWBC決勝でアメリカを3対2で下し、勝利を祝う大谷翔平選手(中央トップ)
 

 

March 22, 2023 GMT  イギリスの大手一般紙。定期購読者数は50万人。

The two-way superstar’s once-in-a-century skillset led Japan over the US to a WBC championship while helping vault the tournament to a newfound levels of popularity.
二刀流スーパースターの100年に一度の一連の能力がアメリカを超えて日本にWBC優勝をもたらし、WBCトーナメントを新たなレベルの人気に押し上げた。

 

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サッカーが主流のヨーロッパでは、大谷選手とトラウト選手の闘いをサッカーでいえばキリアン・エムバペリオネル・メッシの一騎打ちと評しています。中南米のメディアについても知りたかったのですが言葉が解らず残念です。アメリカの新聞はどれも、自国チームが敗北を喫したにもかかわらず、大谷翔平選手の活躍を喜び讃えています。大谷翔平で始まり大谷翔平で終わったWBCでした。

誰と会っても誰と話しても話題はWBCで、野球に関心がなかった人々、特に多くの女性が積極的に観戦した(私もその一人です)ことが話題になっています。例にもれず私も大谷選手がお目当てでしたが、一次リーグが終わる頃には日本チームを完璧に把握していました。誰が欠けてもあの劇的な勝利はなかったでしょう。楽しくて感動的な2週間でした(^^)

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WBC出場のために帰国した大谷翔平選手の貴重なオフショット。友人が送ってくれました。友人の友人、そのまた友人が撮影したので出処不明です(^^:: 

準決勝戦と決勝戦で泥だらけのエースは喜怒哀楽を露わにしました。大声で鼓舞したり、グラブや帽子を投げ捨てる今まで見たことがない姿に、日本勝利への大谷選手の熱い思いが見えて感動しました。私服姿もきまっています🎶

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