ORIHIME’s diary

利用していたブログサービスが閉鎖となり、旧記事とともに引っ越してきました。テーマは「好奇心、感動、そして感謝」です。

平昌オリンピック 麗しのメダリストたち

ライブ放送と録画で連日オリンピック漬けだった17日間、寝不足と感動の日々でした。
 
スノーボードやスキーのフリースタイルなど、アクロバティックな競技が人気ですが、
私的に「男っぽくてかっこいい!」と感じるスポーツはノルディック&アルペンスキー
アイスホッケーです。ヘルメットとゴーグルで選手の顔がほとんど見えないのがちょっと
残念ですが、それでも動作や雰囲気でイケメンをかぎ分けるのが私の特技。

では、平昌五輪で発見した凛々しくて麗しいメダリストたちの画像をお楽しみください。
それぞれの競技で世界の頂天を極めためっぽう強い男子アスリートたちです(^^)   

☆ヨーロッパでは数カ国語を話す人が多いためか、公式の選手プロフィールには年齢、
    身長、戦績のほか、話すことができる言語の記載があったので加筆しました。
 
 
アンドレ・ミレル   Andre Myhrer, SE  (スウェーデン)
アルペンスキー  回転 金メダリスト  
35歳  190cm   ☆英語、ドイツ語、スウェーデン

北欧の貴公子という呼び名がピッタリの端正な顔立ちと凛々しさ にうっとり (^^)
ミレル選手は音楽が大好きでギター歴 25年、自身のバンドを作って趣味で活動しています。
ウェブで作品を公開しているので聴いてみると、プロ顔負けの素晴らしすぎるギター演奏と
センスの良さにビックリ仰天でした。下は特注のギターで演奏するミレル選手です。
どれもこれもカッコよすぎでしょ!  
 
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ピエール・ボルティエ   Pierre Vaultier,  FR (フランス)   
スノーボード・クロス  金メダリスト  
30歳  186cm   ☆英語、フランス語

クロスは、難所だらけのコースを複数の選手が同時に猛スピードで滑り降りる競技です。
グループの上位3人が勝ち上がる分かりやすいルールでスリル満点なので、私的には
見て楽しめる競技の筆頭です。選手は決勝戦まで予選を含め5回滑りますが、
選手同士の接触による転倒も多く、最後まで滑り抜くだけでも大変です。
ボルティエ選手は準決勝で転倒に巻き込まれて大幅に遅れましたが、諦めずに最後まで
滑りギリギリ3位で決勝戦へ。結果、劇的な勝利でソチに続く2連覇を成し遂げました(^^)
 
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マルセル・ヒルシャー   Marcel Hirscher,  AT (オーストリア)
アルペンスキー   大回転と複合の金メダリスト  二冠
28歳  173cm    ☆オランダ語、英語、ドイツ語
ワールド杯史上初の総合6連覇を成し遂げたアルペンの王者。
滑降と回転は技術がまったく違うので、複合を制するのは大変なことです。
五輪史上3人目の三冠を期待されましたが、得意の回転で失敗してしまい残念でした。
3年前、イタリアで開催されたアルペンワールド杯の最中、滑走中のヒルシャー選手の
背後スレスレにテレビカメラを搭載したドローンが落下して大騒ぎになりました。
電波障害でドローンが制御不能なったそうですが、あわや大事故に。
以後、ドローン使用は全面的に禁止になりました。下記はその映像です。
 
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セルゲイ・カリーニン  Sergei Kalinin,  RU (OAR: ロシア)
アイスホッケー  金メダリスト  
26歳  190cm   ☆英語、ロシア語

平昌の決勝戦は、格上のスウェーデンと王者カナダを破ったドイツと、世界ランク2位
ロシアの激戦でした。取っては取り返しで、1点リードのドイツが勝つと誰もが思った最終
第3ピリオド終了の1分前にロシアが同点ゴール。結果、延長戦でロシアが勝利しました。
カリーニン選手は、ロシアのプロ・アイスホッケーリーグ史上最年少の23歳でクラブの
キャプテンを務め、北米リーグでも活躍した選手です。まるで映画のワンシーンのような
アップの画像は、2年前、モスクワで開かれた代表選手発表記者会見でのショット。
この時、カリーニン選手はまだ24歳。何なの、この大人の色気は ( ^^)

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ダニエル・ユール   Daniel Yule,  CH  (スイス)
アルペンスキー団体 (男女混合回転)  金メダリスト
24歳  187cm   ☆英語、フランス語、ドイツ語

イケメン俳優も文字通り顔負けのユール選手は18歳でワールド杯にデビューしました。
新種目の団体戦は対戦国の選手と2人並んで滑走するので勝敗が一目瞭然で楽しめます。
2文字と3文字で表す国名コードというものがあり、アメリカはUSとUSA、日本はJPとJPA
フランスはFRとFRAと分かりやすいのですが、スイスはCHとCHEで中国と間違えそうです。
国語が4ヶ国語あるスイスには国名も4つあるため、ラテン語の Confoederatio Helvetica 
(ヘルヴェチア連邦) を正式な国名にしているそうです。ちなみに中国はCNとCHNです。
 
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最後は、ノルディックスキーの選手を2人。
 
ノルディックは北欧風という意味で、ノルディックスキーは北欧で発展したスキー技術です。
クロスカントリージャンプ競技があり、バイアスロンを含むこともあります。
競技の「クロスカントリー」を日本では「ノルディック距離」と呼んでいます。
 
かつて、北欧スカンジナビア地方の狩猟の移動手段はスキーでした。
これが野原をスキーで駆け抜けるスポーツ「クロスカントリー」の原点で、
クロスカントリー射撃を伴う競技バイアスロン」は昔の狩猟スタイルそのものです。
自然の野原や森の中を滑るので行く手には山や谷や隆起など様々な障害があります。
また、踏みならされていない深い積雪上の滑走には危険が伴います。忍者が水の上を
カンジキで歩くのに似ていて転倒すると雪の中に埋没して窒息する危険があります。
屋根の雪下ろし中の落下事故による死因の多くが雪に溺れた窒息なのです。
 
クロスカントリーにはあらゆる障害を想定した滑走技術のほか、知識、知恵と冷静な
判断力を要します。コブ (ギャップとも言う) を飛んで着地する技術が競技として発展した
ものがスキージャンプで、ジャンプはノルディック競技のひとつです。
ジャンプ技術とクロスカントリーの高度な技術に加えて強靭な身体と精神力を求められる
ノルディック複合」は最高難度の競技としてキング・オブ・スキーと呼ばれています。
 
私の学生時代、スキー合宿の最終日は半日かけてのクロスカントリーでした。
スキー板をつけて長時間歩くのはハードで脚がぱんぱんになり、エッジを立てて
登る坂ががキツくて何度もズリ落ちそうになりました。新雪上で転倒し、たった
1メートルの積雪で溺れかけたこともあります。
 
 クロスカントリーは体力の消耗が激しいスポーツで、競技は時間とも戦わなくては
ならないので、過酷さはハンパではありません。リフトで山頂に登り高速で滑り降りる
アルペンスキー(滑降、回転、大回転、スーパーG)のように華やかではありませんが、
スキー好きにはクロスカントリー愛する人が多いです。
 
 
ハンス・クリステル・ホルン  Hans Christer Holund,  NO (ノルウェー )  
クロスカントリースキー 距離複合  銅メダリスト 
28歳   182cm   ☆ノルウエー語、英語
距離複合競技ではノルディック王国のノルウェーが表彰台を独占しました。 
 
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最後はこの人、渡部暁斗選手 Akito Watabe,  JP (日本)
29歳  173cm    ☆日本語、英語
世界ランキング第1位の渡部選手。平昌では2位でしたが、正々堂々とした試合ぶりと
潔さは、まさに「キング・オブ・スキー」でした。
 
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❤️❤️❤️