ミシュラン・ランキング？？？

当初からよく分からないのがミシュランの評価基準です。東京の馴染みのあるいくつかのエリアを見ても、地元で長年愛されている店が一軒もありません。星を与える基準は（1）素材の質（2）調理技術の高さと味付けの完成度（3）独創性（4）コストパフォーマンス（5）常に安定した料理全体の一貫性という5つのポイントとか。(5)の意味がイマイチ不明ですが。

星付きレストランを見るとまず料金の高さに驚かされます。フレンチはもともと料金が高いとはいえ一人3万〜7万円とは誰のためのガイドなのでしょう。中華や和食もほとんどの店が一人2万〜5万円と高級料亭並み。この料金で素材も味も悪かったら詐欺です。コストパフォーマンスは著しくマイナスで、いっそのこと、評価基準を料金ランキングとしたらどうでしょうか？。

2014年、ミシュランについて書いたことがあります。そのブログ記事をそのまま掲載します。

「ミシュラン・ランキング？」　2014年2月28日　ORIHIME

食材の本来の美味しさを活かす調理法、魚類を新鮮なまま安全に美味しく調理する技術、食べ合わせの食効果など日本食は知恵の結晶。料理を彩る器は、陶器、磁器、せっ器、塗り物など芸術品の宝庫です。料理の美しさと食の楽しさを引き立てる器との組み合わせは千年を超える歳月で培われた日本の芸術文化だと思います。