知っているようで知らない論語 ③ これを知るものは
これを知る者はこれをしるものは
これを好む者に如かずこれをこのむものにしかず
これを好む者はこれを楽しむ者に如かずこれをこのむものはこれをたのしむものにしかず
それを知っている者は
それを好む者には及ばない。
それを好む者は、それを楽しむ者には及ばない
学問でも何事においても、極めんとするにはそこに楽しみを見つけることが最善の道と説いています。日本にも「好きこそものの上手なれ」という千利休の言葉とされる諺がありますね。学問もスポーツもストイックに追求することが美徳とされ、国を背負ったかつてのアスリートたちは時に悲壮感を漂わせていました。現代では多くのアスリートが「楽しみたい」と発言するようになり実際に結果を出しています。それを、2500年前の孔子が説いていたことに驚きます。
「孔子の思想」に登場する孔子は、おおらかで、茶目っ気がある魅力的な人物です。そこには相手を責めることなく常に自分を省みる孔子がいます。孔子の思想が時代を超えて人々を魅了してきた訳が、少しずつ分かってきた気がします。
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六本木/広尾上空を東京国際空港(羽田)に向かう旅客機。肉眼ではかなり近くに感じ、全日空機で車輪を出していることが分かります。4年ほど前から羽田の発着陸のルートが変わり、到着便は都心方面から入り、出発便は海に向かって離陸するようになりました。国際便が多い午後から夕方にかけて通過する旅客機は3〜4分毎で山手線の頻度です。