ORIHIME’s diary

利用していたブログサービスが閉鎖となり、旧記事とともに引っ越してきました。テーマは「好奇心、感動、そして感謝」です。

技術大国ニッポン 〜 驚きの陶磁修復-復元技術

美術古陶磁復元師という職業を知ったのはつい数ヶ月前の事です。 東京ホテルオークラの敷地内にある美術館、大倉集古館で開催された「海を渡った古伊万里」展でのことでした。 佐賀県の有田とその周辺で生産された陶磁器は伊万里港から出荷されたので、海の…

知られざるハンガリーの名匠たち 〜 ブダペスト展

東欧は芸術の宝庫 西ヨーロッパに比べ、見聞きする機会が少ない東ヨーロッパの芸術 東欧各地を廻った音楽家の友人が、東欧の人々は芸術を愛し、彼の地は音楽も絵画も芸術の宝庫と言っていました。名もない地方オーケストラのレベルが半端なく高く、美術館に…

満開 赤坂アークヒルズ 2018

例年より1週間ほど早い開花でした。花見は今週末にと悠長に構えていたら花吹雪が舞い始めたので慌てて撮影しました。 アーク森ビルとアークサウスタワーを結ぶ陸橋から撮ったスペイン坂。(撮影場所 1) 桜坂。右側の白いビルはアーク森ビル。手前にANAコンチ…

平昌オリンピック 麗しのメダリストたち

ライブ放送と録画で連日オリンピック漬けだった17日間、寝不足と感動の日々でした。 スノーボードやスキーのフリースタイルなど、アクロバティックな競技が人気ですが、 私的に「男っぽくてかっこいい!」と感じるスポーツはノルディック&アルペンスキーと …

Il Volo イル・ヴォーロ 待ちに待った来日公演

4年前にこのブログで紹介したイタリアのヴォーカルグループがやっと来てくれました!ブログで紹介した当時はまだ10代の少年でしたが、現在はすっかりオッさん・・いえ(^^;;22歳・23歳のクールな青年に成長。 ↓4年後 以下、画像はどれも海外のコンサートの模…

六本木 長年愛されている店 (3) ワインレストラン

ミスター・スタンプス ワイン・ガーデン 1976年創業 Mr. STAMP'S WINE GARDEN ワイン通の人もワイン通でない人も本格的なフランス料理とそれぞれの料理にピッタリ合う極上のワインを手頃な料金で楽しめる店です。 フランスの街角にある古いレストランをおも…

六本木 長年愛されている店 (2) 洋食屋さん

この洋食屋さんはコロナ禍で一時閉店していましたが、 2021年、焼き鳥屋さん「炭屋」に変わりました。 残念ですが、長年六本木の人々に愛された懐かしの 定番メニューをもう味わうことができません。 隣には姉妹店の居酒屋「廉」(れん)が以前からあります。 …

六本木 長年愛されている店 (1)「和食」

六本木の昼間はサラリーマンやOLが行き交うフツーのオフィス街で、六本木交差点から東西南北ワンブロック先は人通りもまばらで静かですが、夜は人口が急増します。和食、中華、イタリアン、フレンチ、焼肉、エスニック系からファーストフードまで、あらゆる…

夕暮れの東京ミッドタウンを散歩する

六本木交差点から徒歩2分、乃木坂まで徒歩3分の場所にある東京ミッドタウン。 元防衛庁の跡地で、その昔は長州毛利家のお屋敷でした。住所は赤坂です。 写真はミッドタウンの正面入口。裏手に広いガーデンがあります。 右手イースト棟には多目的ホール、カフ…

六本木のハロウィン 撮りたて!

今年もやってきたハロウィン。初日の金曜日はあいにくの雨で街はふだん通りの風景でしたが、土曜日は夕方の雨もあがり、夜の交差点付近は花が咲いたように華やかでした。 ポケモン・ギャル。可愛くて色が鮮やかで目立ちました。 気温は14℃.二人の笑顔はポッ…

映画「ニュースの真相」 報道がもたらす危うさ

何十年もささやかれてきたブッシュの軍歴疑惑はなぜ消え去ったのか? 時は、現職大統領が再選をめざしていた選挙戦の真っ最中。対抗馬の民主党、ジョン・ケリーにはベトナム戦争で輝かしい功績がありました。 三大ネットワークの一つがブッシュの軍歴疑惑を…

今こそ観たい・・映画「東京原発」

保険会社の知人によると、地震保険料金は地域により数倍の差があり、熊本は日本で一番保険料が安い地域だったそうです。大手保険会社が何人もの専門家を使って各地の地震発生リスクを算定した結果で、近年の被災地はいずれも想定外でした。 結局、国と民間の…

手作りの美術館

巨匠の絵画で遊ぶ贅沢 楽しみの一つが部屋に飾っている壁掛け絵画の入れ替えです。 美術館で買い集めたポスター、リトや絵ハガキから選び、 コラージュを作ったり、額に装飾を施して楽しむのですが、 手持ちのものだけで工夫する・・・それがわたしの美術館…

アートな空間 六本木ヒルズ & 泉ガーデン

見慣れた風景がいつもと違って見えるときがある。 あら、ここはこんなに素敵だった? ちょっと得した気分になれる時。 日常に追われて見過ごしてきたもの・・今までどれだけあったのだろうか? 六本木ヒルズアリーナの屋根と住宅棟。 アリーナの屋根から映…

元気が欲しいときにみる映画

マイケル・キートン vs. グレン・クローズ アメリカン・コメディの秀作 「ザ・ペーパー」 疲れているとき、落ち込んでいるとき、気力がないとき、もう何回見ただろうか。このペーパーは新聞のことです。舞台はニューヨークの二流新聞社。副編集長のヘンリー …

アートな空間 都心の風景

日本橋 三井記念美術館がある三井本館ビル。建物は重要文化財。 桜灯篭が映し出す幻想的な光景に目を奪われます。 左は三越本店。東京駅から徒歩7分。 東京駅構内にある美術館、東京ステーションギャラリーの階段。 壁は100年前の創建時の赤煉瓦です。展示室…

映画 イミテーション・ゲーム ・・こんな天才がいたなんて

コンピューターの父 イギリスの天才数学者 アラン・チューリングの生涯 アラン・チューリング アラン・チューリング を演じるベネディクト・カンバーバッチ 第二次大戦中、解読不可能と云われたドイツの暗号機エニグマを解読したイギリスの数学者アラン・チ…

満開 六本木ヒルズ&東京ミッドタウン 2015

六本木ヒルズ・東京ミッドタウンの昼と夜 六本木ヒルズ 毛利庭園。 池の中にあるガラスの円筒は、今年からお目見えのデジタル花火のスクリーンです。 ガラスの玉が繋がってすだれのように垂れ下がっています。 さくら坂の桜並木。 年末年始にライトアップさ…

福島がもっと好きになる 痛快コメディ時代劇 (2)

・・ 前ページ、映画「超高速! 参覲交代」の続きです。 江戸屋敷にたどり着いた家臣たちは、殿不在のまま 行列をしたてて江戸城に向かいます。 行列が江戸城に向かう途中、刺客に襲われている殿、抜け忍の段蔵と咲の三人に 出くわします。殿を江戸城に行か…

福島がもっと好きになる 痛快コメディ時代劇 (1)

映画「超高速!参勤交代」 殺陣は一見の価値あり こういう応援のし方はすてきだと思いました。 登場する小藩の武士たちは、実直で親切で辛抱強い東北の人々そのもの。 彼らが智恵と根性で幕閣の悪巧みに挑戦する、心温まる痛快娯楽時代劇です。 コメディはド…

飛行機で耳が痛い! 即効解消法

Illustrations: ORIHIME

サービスの意味

日本のおもてなしは世界一? 都心の憩いの場 六本木 泉ガーデン PHOTO: ORIHIME

眺望のある風景/盗難にご注意を

丘の上のホーエンザルツブルグ城から撮った ザルツブルグの旧市街。世界遺産です。 ヴェネチアの目抜き通り。 ヴェネチアの交通はすべて水上のため車が走っていません。 ロンドンから電車で1時間半の場所にある町、バースの住宅街。 バース(Bath)にはローマ…

散歩道にある風景/フィルムとデジタル画像

散歩道にある風景 オーストリア ヨーロッパは建物も道も石造り。 中世にタイムスリップしたようなスポット。 オーストリアは音楽の国。 この黄色い建物はモーツアルトの生家です。 ザルツブルグ市街。 ザンクトギルゲン町役場の前にあるモーツアルト広場。 …

とんがりボウシのある風景/英国王室の威光

とんがりボウシがある風景 師走のパリ – 真冬のエッフェル塔。 この夜、パリは大雪になりました。 パリ、セーヌ川シテ島にあるノートルダム大聖堂。2019年に火災で尖塔を焼失。 フォンテーヌブロー宮殿の教会棟。 とんがり屋根の上に十字架と風見鶏がありま…

ふれあいのある風景/犬猿の仲 プロシアとバイエルン

ふれあいのある風景 法王と人々とのふれあい広場。ヴァチカンのサンピエトロ広場。 中央奥テントの中でスピーチをされるヨハネ・パウロ2世。何語? 翌年亡くなられたので貴重な機会でした。 アメリカ人たちが「ジョン・ポール」と叫んでいました。 ヨハネ・…

彫刻のある風景/錦織くん、ガンバレ!

強烈なフォアハンド! 魅力的なマイケル・チャン コーチ 優勝トロフィー授与の前に、 「まず、300万ドルの賞金小切手が手渡されます」 というアナウンスがありました。すごい! すると、ありきたりの封筒をさらっと渡しておしまい(^^;; 彫刻のある風景 南ド…

花のある風景/黒人の水泳選手が少ない理由

泳ぐ機会さえあれば、黒人選手は水泳でも強い ウイーンの伝統あるカフェ・ラントマン。 最近、青山に東京店がオープンしました。 オーストリアの湖畔の町、ザンクト・ギルゲン。 一緒にカメラに収めた看板は地名ではなく、後で調べたら 「ケーブルカー(SEIL…

古代ローマの名残がある風景/ローマ帝国の興亡

古代ローマの中心だったフォロロマーノ遺跡。右手はコロッセオ (ローマ市内) ローマ市内のチルコ・マッシモ競技場跡 伝説では紀元前6世紀に建造され、その後2世紀まで拡張が続けられた 巨大競技場。チャリオット(4頭立て2輪馬車の戦車)レースが人気でした…

なりわいのある風景/フランス人は英語が嫌い?

ヴェネチアの路上画家 完成しました。 GRAZIEはThank you. 作品を見たほとんどの人がお金を置いていきました。 ヴェネチアの路上画家 こちらはキャンバスに描く、ちょっと余裕がある画家。 ヴェネチアのボートドライバー 細い運河にはボートが何艘も停泊して…